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野菜の話

トマトが赤い理由はリコピン?含有量は?青いトマトとの違いを調べてみた。

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黄金のリンゴ

愛のリンゴ

とはなんのことかわかりますか?

それぞれイタリア語とフランス語でトマトを意味する言葉なんです。

トマトなのにリンゴ??

 

って思いますよね(笑)

 

今日の主役は、そんなサラダには欠かせない

トマトのお話。

栄養はもちろん、名前の由来なども調べてみました!

 

見分け方や食べ方、保存方法はこちら↓↓↓

トマトの語源は?

今では馴染みの深い、誰もが聞いた事の

ある言葉【トマト

では、どういった経緯でトマトになったのでしょうか。

語源はあの国だった!

元になったのは【トマトゥル】という言葉です。

なんだか少し響きがトマトっぽいですね。

 

これはメキシコに住むアステカ人の言葉で

膨らむ果実】という意味だそうです。

(しかし本当はホオズキの果実を指したそうです)

 

そのトマトゥルをスペイン人がヨーロッパに持ち帰った時に、自分たちの言葉で

tomate

と呼び、スペイン語に多い表現である

『語尾に「-o」』をつける性質により

tomato

に変化したと言われております。

 

世界での呼び名は?

ヨーロッパで広がったトマトですが、世界では様々な呼ばれ方をしているようです。

表記 読み方 意味
イタリア pomodoro ポモドーロ 黄金のリンゴ
フランス tomate トマットゥ 愛のリンゴ
メキシコ tomatl トマトゥル 膨らむ果実
中国語 蕃茄 ファンチィェ 西欧からきた茄子

 

冒頭で紹介したイタリア語とフランス語に登場するリンゴのワード。

これはヨーロッパでは昔から

【貴重な野菜や果物をリンゴと呼ぶ】

習慣があり、トマトも同じように貴重な食べ物であったのではないでしょうか。

 

『pomodoro』の『oro』は富や金色という意味があります。
  元々の品種の色が黄色だったという説もあります。

 

日本ではいつからトマトに?

日本には18世紀頃、つまり江戸時代中期にオランダ人より初めて伝えられました。

その頃は今のミニトマト程の大きさで、鮮やかな色から毒のある食べ物として

食用よりも観賞用に使われていたようです。

 

明治頃から徐々に食用に用いられましたが、一般的に広まったのは

昭和に入ってからのようです。

今では毒など感じない、様々な種類が開発・誕生していて

野菜コーナーの花形として、店頭に並んでいます。

トマトが危険そうだなんて信じられない!

初めて食べた人は勇気が必要だったろうね・・・

 

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トマトが赤い理由は?

トマトの歴史を勉強した所で、やっと本題(笑)

それでは赤さの秘密に迫っていきましょう。

赤いのはアイツのチカラ

スーパーに並んでるトマトといえば、既に赤いものがほとんどだと思います。

その赤みの正体は・・・

リコピン

を多く含むからなんです。

 

リコピン?なんか聞いたことあるぞ?

 

リコピンは生活習慣病老化の原因となる活性酸素を取り除く効果があるとして

注目され続けている栄養素です。

 

カロテノイド黄色や橙色、赤などの天然色素を示す一群)の一種で

他にはベータカロテンなどもカロテノイドに含まれます。

 

元々抗酸化作用がある事で広く知られるようになったカロテノイドですが

その中でもリコピンの持つ抗酸化作用は特に効果が高く、なんと

 

ベータカロテンの約2倍以上! ビタミンEの約100倍!

にも及ぶと言われています。

 

抗酸化とは【体の酸化を抑えていく】という意味です。

多くの女性が気になるエイジングケアにも抗酸化は必須となってきます。

 

ではその酸化とは、なんでしょうか?

酸化とは

釘が錆びたり、切ったリンゴの切り口が茶色に変色したりすること

を言います。簡単に言うと

【体が錆びていく状態】

と言えばわかりやすいでしょうか。

これを防ぐのが抗酸化作用なんですね。

 

全てを記載すると長くなるので

酸化の及ぼす影響の一例を挙げますと・・・

  •  糖尿病
  •  高脂血症
  •  肝機能の低下
  •  他生活習慣病・・・

どうでしょうか。

今や現代病にまでなった糖尿病や、動脈硬化の元凶と言われている高脂血症。

見ただけで恐ろしい病気達・・・。

 

このような病気から体を守るのが、高い抗酸化作用を持つリコピン

であり

そのリコピンを多く含む野菜が、今回の主役トマトなんですね!

 

もう病院通いはうんざりだ・・・

じゃあ今日からトマト、しっかり食べなきゃね!

リコピン含有量ランキング!

トマトに含まれるリコピンには高い抗酸化作用があることがわかりました。

では他の野菜や食べ物にはどれぐらいのリコピンが含まれているのでしょうか。

ランキング形式でまとめてみました。

 

1位:グァバ
100g中5.2mg
(ベータカロテンも100g中0.37mg含まれています)
2位:すいか
100g中4.5mg
(ベータカロテンも100g中約0.3mg含まれています。)
3位:柿
100g中約3.2mg
(ベータカロテンの他にビタミンCも含まれています。)
4位:トマト
100g中約3.0mg

(これは加熱調理後の数値となります)

 

5位:パパイヤ

100g中約1.8mg

(ベータカロテンも100g中約0.27mg含まれています。)

 

収穫時期や品種、栽培方法により含有量が変動する可能性があります。
ご理解頂けますようお願いします。

 

以上が含有量ランキングベスト5となります!

 

なんだ、トマトが1位じゃないのか

でもグァバなんて近くのスーパーには売ってないわ・・・

 

そうなんです!

ランキングを見て頂ければわかる通り、

1位のグァバは4位のトマト

実に約1.7倍ものリコピンが含まれています。

 

しかしみなさんがいつも買い物に行くスーパーでグァバを

見かけたことはあるでしょうか?

私の住む地域のスーパーでは見たことがありません

デパートや百貨店の青果コーナーならあるかもしれませんが・・・。

 

もっと手軽に買いたいわ

 

すいかや柿も、スーパーでは旬になると売り場を賑わせる果物ですが

オフシーズンになると手に入らなくなります。

 

その点トマトは年間通じて野菜売り場に置いてあり、若干の変動はありますが

価格もある程度の範囲で収まっているのでは

ないでしょうか。

 

ですので安定的に摂取していくのであれば、やはり

トマトは外せない重要な野菜と言えると思います。

 

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青いトマトはどんなトマト?

こんなトマトを見たことはあるでしょうか。

え、これってトマトなの?

 

まだまだ青いトマトですね。

店頭に並んでいる中に、たまーーーーに混じっている青いトマト。

この正体を調べてみました!

 

青さの証は若さの証

トマトの実は出来始めの頃、実は青いんです。

赤いトマトが完成だとすれば、青いトマトはまだ成長期ということになります。

収穫の過程で、色づき方にバラつきがあったのか、同じ出荷箱でも青いトマトが

混じる時があるようです。

 

青さの正体

青いトマトの青さの正体は

クロロフィル

と呼ばれる色素によるものです。

(日本語では【葉緑素】と訳されます)

 

これは葉っぱにも含まれる色素で、光に当たる事でたくさん生成され

光合成をするのに欠かせない色素となっています。

 

しかし成長の過程で、クロロフィルは分解されていき

その代わりにリコピンが増え、トマトは赤くなっていくんですね。

 

もし店頭に青いトマトがあり、大きさもそれなりにあるのでしたら
買って帰って、窓際に置いておいてください。
約10日~14日ほどで食べれるまでに赤くなっていくと思います。
(この工程を【追熟】と言います)

 

青いトマトの秘密

このトマトにはどのような秘密があるのでしょうか。

 

実は青いトマトには・・・

毒があるんです!!

 

やっぱり昔の人は正しかったんだ・・

 

日本に食用として広まる前に観賞用として用いられたと、お伝えしました。

その理由が【鮮やかな色から毒のある食べ物】として見られていたからなんですね。

 

ん?鮮やかな色?

 

青いトマトはお世辞にも鮮やかな色とは言えませんよね。

では毒があるとはどういう事なのでしょうか。

 

その答えはトマチンと呼ばれる毒によるものなんですね。

これが猛毒かといえばそうではなくて

致死量にして、未成熟な青いトマト・・・

 

なんと!

 

150kg!!

(体重50kgの人と目安にしています。この場合トマチン自体は25gです)

 

想像してください。

青いトマトを150kgも食べられるでしょうか。

私は無理です。

いくらトマト大好き人間でも、青いトマト150kgはちょっと無理があると思います。

 

よし、やってやるぜ!

致死量に達する前に満腹すぎて病院に運ばれますね

 

絶対に安全というわけではありませんが、何かが起こるほどの毒ではない

ということではないでしょうか。

 

ちなみにこのトマチン、青い時期に多く含まれ、赤く熟したトマトになると

未成熟状態に比べて1/100程度にまで激減するので

普段の食事にはそこまで影響はないかと思います。

 

青いトマトの効能

これはもう青いトマトというよりトマチンの効能になりますが

  • 抗潰瘍活性
  • LDLコレステロールの低下

などの良い報告も上がっています。

 

毒性ばかりに目が行きがちですが、こういった側面もあるんですね!

ちなみに赤くなる前なので、リコピンは含まれていません。

 

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まとめ

以上がトマトの赤い秘密と青いトマトとは・・・でした。

まとめると・・・

  •  名前の由来はメキシコから。
    日本には江戸時代中期に伝わる。
  •  赤い秘密はたっぷりのリコピン。
  •  青いトマトには毒がある。

となります。

色鮮やかなトマトには魅力がいっぱい。

これからも目が離せませんね!

 

 

野菜が美味しいと食事が楽しくなります。

食事が楽しいと毎日が楽しくなります。

毎日が楽しいと人生が楽しくなります。

みなさんも野菜と共に、楽しい人生を過ごしましょう!

 

ありがとうございました。

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