話題の人

クライブウェアリング今現在は?7秒しか記憶が持たない男を支えた妻の愛の物語。その真実

皆さん、イギリス人の名指揮者として活躍していたクライブ・ウェアリングという男性をご存知でしょうか? 

この男性は“7秒しか記憶がもたない男”としても有名です。 

今回はクライブ・ウェアリングさんについてまとめていきたいと思います。 

 

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク

 

7秒しか記憶がもたない男

 

名前…クライブ・ウェアリング 

国籍…イギリス 

妻…デボラ・ウェアリング 

  

彼は元々、イギリス人として有名な指揮者兼ピアニストとして活躍していました。 

 又、ルネサンス期の作曲家を研究する第一人者としてもその名を残していました。 

 仕事には特に熱心で、毎日飛び回っていたそうです。 

 

それを支えていたのは妻のデボラさん、そして家で待つ息子と娘の存在でした。 

 

しかし、仕事に熱中するあまり知らずのうちに、疲労という形でストレスになり、体の免疫力を下げてしまいます。 

その結果、1985年クライブさんは病に倒れてしまいました。 

 

スポンサーリンク

 

 

ヘルペス脳炎…そして 

 

医師の診断としては、疲労が溜まってのことだろうという診断で、体を休める事を勧められました。 

 

しかし、その時すでにクライブさんは【ヘルペス脳炎】に掛かっていたのです。 

 

ヘルペス脳炎とは、普段私たちが唇の周辺などに出来るようなヘルペスが、脳に感染して起こる病です。 

 このヘルペス脳炎を患うと、後遺症として記憶障害が現れるそうです。 

 クライブさんは、医師の診断が遅れたことにより、より長い間この病を頭に隠してしまうことになりました。 

 

そして、【逆行性健忘症】と【前向性健忘症】という2つの記憶障害を起こしてしまうのです。 

 

▼以下、両方健忘症について 

 

・逆行性健忘症 

逆行性健忘 (retrograde amnesia) とは、発症以前の、過去の出来事に関する記憶を思い出すことの障害である。
ここでいう出来事とは本人の生活史上の経験であっても、本人が生活してきた時代における社会的な事実であってもよい。
すなわち、発症以前に本人が経験し、覚えているはずの出来事を思い出すことができない状態である。
しかしながら、どの程度の期間の逆行性健忘があるかの評価は必ずしも容易ではない。
というのも、その個人の過去の記憶を正確に証明することは困難であり、世俗的な事象を対象に過去の記憶を確認しようとしても、個人の関心の度合いが異なるためである。

引用:逆行性健忘症 

 

 

・前向性健忘症 

 健忘は一般に日々の出来事の記憶障害、即ちエピソード記憶障害に対して用いられ、即時記憶が保たれる一方、近時・遠隔記憶障害がみられる特徴がある。
健忘症候群は、作話や記憶錯誤、失見当識を伴うことがあるが、他の認知機能は比較的保たれている。
記憶に関する神経機構の障害が発現した時点が明らかな場合、
障害時点以降の情報の記憶障害を前向性健忘、障害以前の情報の記憶障害を逆行性健忘と呼ぶ。
前向性健忘は近時記憶の記銘力障害であり、逆行性健忘は、遠隔記憶の想起障害であるが、
障害時に近い出来事ほど忘却されやすく、遠いものほど保たれるという時間的勾配が認められる。
健忘症候群では通常、前向性健忘と逆行性健忘の両者がみられる。

引用:前向性健忘症 

 

 

スポンサーリンク

 

簡単に言うと、

逆行性は発症する以前の記憶

前向性は発症した後の記憶

です。 

 

クライブさんはなんと、この両方の記憶をなくす事になったのです。 

クライブさん前向性については、最短で7秒というたった一文ほどの短い時間で記憶がリセットされてしまいます。 

 これはまさに、その時一瞬を生きているといっても過言ではありません。 

 

 

記憶を蘇らせる訓練として、日記をつけたこともあったそうです。 

日記には常に目覚めた後のように

今目覚めた

という文面が何度も書かれたということでした。 

 

 

 

しかし、そんなクライブさんですが、妻のデボラさんの事は記憶からなくなる事はありませんでした。 

 リセットされるごとに、自分が深い眠りから覚めたような

久しぶりに会ったような声でデボラさんに挨拶をしたと言います。 

 

 

スポンサーリンク

 

妻デボラさんの奮闘 


 

そんなデボラさんですが、最初両健忘症について、医師に説明を受けた時、とてつもない恐怖を感じたと言います。 

 

20歳離れた年の差婚の2人でしたので、彼女は当時まだ27歳。 

クライブさんとは、職場の合唱団での指揮者と団員の関係で出会ったんだとか。 

 

やはり、愛するですから、そんな変わり果てた姿を見ると

彼であるけれど彼ではない、そんな感覚に恐怖を覚えたのでしょう。 

 

クライブさんがこの病を発症した当時、イギリスにはまだ対応できる施設や機関がありませんでした。 

そんな状況を変えようと、デボラさんは奔走します。 

 

テレビに出演したり、マスコミに話をするなど、いかに記憶障害が大変て難しい病気なのかを伝えたのです。 

また、他にも情報取集のためにアメリカへ渡ったり、図書館で様々な文敵を読んだり、知識を深めました。 

 

そうして、夫だけの為ではなく、同じように苦しむ方々の為に尽力したデボラさんは

脳損傷などによって記憶障害が出てしまった方への支援団体“記憶障害協会”を創立したのです。 

彼女のここまでの行動力に本当に脱帽します。 

 

スポンサーリンク

 

その後のウェアリング夫妻は? 

 

その後夫妻は、今も記憶障害と闘っているそうです。 

相変わらず記憶は近時記憶しか残りません。 

 

しかしゆっくりですが【語彙力】は増えてきているようです。 

 

重度の記憶障害なのに、すごい回復力ですよね。 

 

また彼は重い記憶障害を患っているにもかかわらず、楽譜を見てピアノを弾く事はできるのだとか…。 

やはり体に染み込んだ事は忘れないのでしょうか? 

 

 

妻のデボラさんはというと、クライブさんが施設に入った事をきっかけに、

友人の強い勧めで、新しい人生を生きようとしたこともあったそうです。 

しかし、彼との子供しか欲しくないという自分の気持ちを再確認して、愛する夫の元へと戻ります。 

 

後にデボラさんによって出版された著書で、 

 

夫と私ははじめて会った時から一心同体だった

 

記憶障害は、それだけに目を奪われると、信じがたいほど恐ろしいものに見える。けれども、わたしが見ていたのはクライブで、彼は、人が自分について知っていたことをほとんどすべて失っても、相変わらず自分でありつづけるということの、生き証人だった。

 

語っていたそうです。 

 

 

スポンサーリンク

 

私の感想

重い障碍を持っても尚、愛する夫を支え続ける妻。 

そして記憶をなくしても尚、妻を愛する夫にとても感動します。 

 

この内容は11月4日(月)の【世界まる見え!テレビ特撮部・世界は謎だらけウソかマコトか2時間SP

で19:00〜放送予定です! 

ぜひご覧ください! 

 

 

以上、ありがとうございました。

 

 

Copyright© 優しい世界 , 2019 All Rights Reserved.