11月17日から行方不明になっていた大阪府住吉区の赤坂彩葉さんは、数百キロも離れた栃木県小山市で、6日ぶりに保護されました。
監禁した犯人は自称派遣社員の伊藤仁士(35)。
犯人の経歴について調べてみました。
赤坂彩葉ちゃん行方不明事件の概要
【大阪不明女児保護】近隣住民と交流乏しく… 伊藤仁士容疑者の自宅、シャッター閉じたまま https://t.co/lPvb9QTl16 @Sankei_newsより
— toyyoppi (@toyyoppi) November 24, 2019
大阪市住吉区の小学6年の女児(12)を誘拐したとして、大阪府警に未成年者誘拐の容疑で23日夜に緊急逮捕された栃木県小山市犬塚1丁目の職業不詳、伊藤仁士容疑者(35)が24日午前8時すぎ、大阪府警の捜査員に連れられて、栃木県警小山署を出発した。東北、東海道新幹線を乗り継いで大阪に移送された後、本格的な取り調べが始まる見通し。
参照:朝日新聞
母屋の場所は?
伊藤容疑者が一人で暮らしていたと思われるこの白い家。
しかしこれは別の敷地にある【離れ】という扱いになるであろうことが判明しています。
【離れ】と呼ばれる所以は、祖母と母親が【母屋】に住んでいるからというものです。
祖母の介護で付きっ切りで母親も一緒に【母屋】に住んでいるそうです。
ではこの【母屋】というのはどこにあるのでしょうか。
周辺を調べてみます。
赤いピンの場所が伊藤容疑者の自宅であり、2人の少女が監禁されていた場所です。
母屋という程ですから、そこそこの大きさがあるものだろうと思い調べてみましたが、それらしき建物は発見出来ませんでした。
【母屋で母親が祖母を介護】という事はこの【母屋】は祖母の系譜の持ち家だということ?
祖母が父方か母方かは不明ですが、伊藤容疑者の産まれや育ちもこの辺りだという事を考えると、父方の祖母であり
父は母屋とは別に家族の為に家を建てた・・・のではないかと推測します。
伊藤家は裕福だったのか
伊藤容疑者の父は運転手をしていたようです。
タクシーの運転手なのかバスの運転手、もしかしたらどこかの会社重役などのお付き運転手だったかもしれません。
父親の遺族年金で暮らしていたという事ですが、この年金を宛に生活していたのは、家に残っている伊藤容疑者と祖母だったのではないでしょうか。
母親は働いていたっ可能性もありますし、妹や弟は自立をし、それぞれの人生を歩いているそうです。
アルバイトや事務などで働いていた時期もあるとのことですが、父の死後10年以上も大人2人の生活を支えるには
遺族年金では心許ないように思えます。
伊藤容疑者がギャンブルなどに傾倒していたとの情報はありませんが、生活を補うにはある程度の貯蓄があったのでしょう。
そのお金で大阪まで行き、少女を誘拐してきたのか・・・。
母親を怒鳴るニート
伊藤容疑者の洗濯などは母親が世話をしていたと言います。
そんな母親に怒鳴るというのは、ひきこもり特有のキレ現象なのか・・・。
高校受験に失敗し、とりあえず卒業はしているのでしょうか。
様々な挫折や父の死を経験し性格が歪んでいったのか。
そうやって母親を遠ざければ遠ざける程、伊藤容疑者は孤独になっていったのでしょう。
それを埋める為に茨城県に住む15歳女の子を監禁したのか。
その手口は恐らく今回の監禁と同様だった・・・というより、15歳女の子を誘拐した手口が彩葉ちゃんと同じと言うべきか。
私の感想
今回彩葉さんが、あまりにも簡単に伊藤の毒牙にかかってしまったことが、本当に怖いなと思いました。
彩葉さんの写真は大人びた表情でしたが、中身はまだまだ子供で、物事の判断がついていなかったのだなと思いました。
今回の伊藤容疑者の犯行を見て、もしかしたら模倣犯が現れるかもしれません。
未成年の子供をもつ親御さんは、今回の事件を機に、子供たちのSNSの関わり方について、早急にチェックしたほうが良いと思います。
以上、ありがとうございました。